南米旅行◆船スコ・ペルー〜

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     南米二日目はペルーのクスコへ。

    クスコは標高3,400メートルに位置しており,
    体が高地に慣れないうちに動き回ると高山病になるおそれがあります。
    そのため,午前中はホテルでじっとしていました

    その間,クスコについてお勉強

    クスコは,ケチュア語で「へそ」を意味し,広大なインカ帝国の首都として栄えました。
    インカ帝国といえば,マチュピチュ遺跡が有名ですが,
    政治,文化の中心地はクスコであり,皇帝などが住む王宮や大きな神殿はクスコにありました。
    カミソリ一枚通さないと評されるインカの石組みも,ここに多く見ることができます。

    さて,午後になり,まずはサント・ドミンゴ協会へ。
    インカ時代には,コリンカチャ(太陽の神殿)と呼ばれていた神聖な場所です。




    綺麗なカーブを描いたなめらかな石組みです。
    石で石を削って丸くしたのだそうです。
    気の遠くなるような作業…

    ところで,インカの遺跡のすべてがなめらかで精巧な石組みをしているわけではありません。
    石組みの精度も異なります。

    一番重要なのが,神様(太陽)をあがめる神殿。
    次に,太陽の化身である王の居住地・王宮。
    次に貴族の居住地。
    そして市民の建物となります。

    ここコリンカチャはインカ帝国の中心地にあるもっとも大きな神殿であるため,石組みの美しさは最上級でした。





    神殿内はこんな感じ。
    磨かれた石が隙間なく組み合わされています。

    実は,スペイン人がクスコを征服した後,この神殿の上にキリスト教の教会を建てたのです。
    しかし,大きな地震があり,スペイン人の建てた教会は崩れ落ちてしまいました。
    しかし,その土台となっていたインカ時代の石組みは,このように崩れることなく建っていたということだそうです。
    インカの石組みの精度を示すエピソードの一つですね。

    この石組みは,接着剤のようなものは一切使われておらず,凸石と凹石を組み合わせて積み上げられているのだそうです。



    これも神殿内の壁です。
    指の爪より小さな石がはめ込まれています。
    すごい。



    スペイン人がインカを征服した際に,インカが皇帝を開放する身代金として黄金で埋め尽くした部屋もこの神殿内にあります。

    それがこの部屋。

    この部屋が数トンの黄金などでいっぱいに埋め尽くされたそうです。
    想像できません・・・

    外へでるとこの眺め。


    この広場にも,黄金でできたアルパカ(リャマ?)とトウモロコシの置物が並んでいたそうです。
    スペイン人が山を越えてこのクスコにたどり着いたときには,「あの輝いているところはなんだ。」と,この広場を目指したとか。
    まさに黄金帝国。

    次に向かったのは12角の石。
    旧・インカ・ロカ宮殿の石壁です。

    大きさがわかりにくいですが,横幅が2メートルくらいあります。
    クスコでは,石組みを見る!!という観光でした。
    (私が好きだからかもしれません。)



    そしてアルマス広場へ。

    奥に見えるのはカテドラルです。
    これもスペイン時代に建てられました。

    広場の中心には,クスコを首都としたパチャクティ皇帝の像があります。




    もう一枚,どーん。

    これも広場の一角に建つ建物です。
    時計が2つかかっており,クスコ時間とスペイン時間を示していたそうです。

    その次に,山を少し登り,標高3600メートルほどにあるサクサイワマンへ。

    この遺跡は一つ一つの石がとても大きくて,迫力がありました。
    5メートル以上の1枚岩も組み込まれていました。

    石の隙間に紙を入れようとしましたが,入りませんでした。
    うーん残念(?)。



    最後にもう少し山を登って水の神殿へ。

    3765メートルとなっていますが,ここからもう少し登ります。

    富士山より高いですね。








    水の神殿がこれ。水がどこから流れてきてるかは未だにわからないそうです。


    この後,もう一つ遺跡を見て,クスコの町を一望して,ホテルに帰りました。

    クスコーーーーー!!

    以上で観光は終了。晩ご飯までホテルへ。


    さて,実は私,アルマス広場あたりから頭が痛かったんです。
    水の神殿に行くころには,もう頭がガンガンしていました。

    頭痛の原因は,風邪だと思っていました。
    前日はアマゾンのジャングルで滝の水しぶき浴びてびしょ濡れになって,
    今日は冬の気候であまりに寒くて,ダウンを羽織って観光して,
    気温差にやられたと思っていました。

    というのはごまかしで,高山病だとうすうす気づきながらも,
    高山病がひどい場合はマチュピチュ観光できないと言われていたため,
    高山病だと思いたくなかったんです。

    しかし,ホテルで1時間ほど仮眠をとると,回復どころか吐き気まで。

    晩ご飯に迎えに来てくれたガイドさんに,
    「頭が痛くて吐き気がする。風邪を引いたみたい。」と伝えると,
    「いいえ,高山病よ。」と言い切られてしまいました。笑。

    晩ご飯に向かうも,なんとかサラダを食べるのが限界の状態。。。

    ところが,ここからガイドさんの民間療法が炸裂します。
    高山病に有名なお茶に加えて,
    アルコールを飲め(40度のピスコ),
    アルコールを含ませた綿を嗅いでいろ,
    持参した常備薬に風邪薬があるならそれを飲め,
    と,色々としてくれました。

    アルコールと薬って大丈夫かと不安になりながらも今の状態よりはましだと従っていると…
    おや…なんだか,少しましになったような・・・?

    そしてホテルに帰って,極めつけに酸素ボンベで酸素吸入しました。
    ロビーのソファに座ってシュコーシュコーと酸素を吸っているので,目立つ目立つ(笑)

    しかし,やっぱりやっぱり高山病だったらしく,しだいに頭痛が治まりました。
    ほとんど頭痛もとれたので,この隙にとすぐ寝ることに。

    今回,私は一人で南米を旅行したのですが,このときが一番不安でした。
    見知らぬ土地で一人で体調を崩すのは恐怖です。
    やめとけばよかったかなと少し後悔しながら眠りにつきました。


    さて,明日はいよいよマチュピチュ。
    高山病やいかに!?(なーんて)


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