イタリア旅行

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     「イタリア旅行」       井関勇司
     昨年9月にイタリアに行ってきた。
     最初はミラノ,イタリア第2の都市,ビジネスの中心,ミラノコレクションが有名。
     スフォルツェスト城はミラノ公国(都市国家)のお城。ミケランジェロ晩年の作ピエタ像があるが,ローマにある20代の作ピエタとはあまりにも違う。
     スカラ座やヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを通り抜けると,ドゥオモにぶつかる。500年かけた,ゴシック様式で,100本を超える尖塔が青空にそびえ立っていた。戦災も免れたとか,神の力を感じる。
     次は水上の迷宮都市,ヴェネツィア,敵から湿地帯に逃れて住み出した。貿易都市国家,アドレア海の女王と言われ,車もなく,水上タクシーやゴンドラで運河を回遊する。
     ヴェネツィア出身のマルコ・ポーロの「東方見聞録」にはジパングは黄金の国とある。
     サンマルコ寺院,ため息の橋,ドゥカーレ宮殿などを見て回り, キャサリン・ヘブバーン主演の映画「旅情」の舞台「カフェ・フローリアン」でお茶を飲む。
     次は花の都,フィレンツェ,メディチ家が教皇庁の銀行となり活躍。ルネサンスが花開く。ヴェッキオ宮殿,その隣がウフィツィ美術館で,ダビンチの受胎告知,ボッティチェッリのヴィーナスの誕生,春,ミケランジェロの聖家族,ラファエロの聖母等々の名画に酔い,幸せな気分となった。ヴェッキオ橋からアルノ川を望んだ後,ドゥオモに足を伸ばす。正式名は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」,約140年かけたゴシック,ルネサンス様式の建築。その美しさと巨大さに驚嘆,よくぞ建てたなという感じ。
      洗礼堂, 鐘楼なども素晴らしい。中世の街にタイムスリップしたみたい。
     次は,ポンペイに行く。79年ヴェスヴィォ火山の大噴火で1日で埋没した。噴火当時2万人が生活し,2000人が犠牲となった。
     マリーナ門,石畳の道路,アポロの神殿,バシリカ(裁判所,取引所),ジュピターの神殿,遺体の石膏像,居酒屋のカウンター,水くみ場,パン屋などの古代ローマ時代の遺跡を見て回り,その優れた文明に感嘆した。
     ナポリ港からカプリ島に向かう。カプリは古代ローマ時代から貴族の別荘地で,ある皇帝はここで政務を執ったほど。念願の青の洞窟に運よく小舟で入れた。数千年の海の浸食により形成され,その神秘的な青の美しさに感動,声も出ない。
     最後に永遠の都ローマに行く。
     キリスト教を公認し,コンスタンティノープルに遷都したコンスタンティヌス皇帝の凱旋門がそびえ,その隣にはあのコロッセオが残っている。80年頃の建築。5万人を収容し,剣闘士と猛獣,囚人同士の戦いを行い,娯楽の場を提供したが,5,6Cに廃止された。
     ローマの休日で有名な真実の口(実はマンホールのふた)で手を差入れ(無事でした),トレビの泉では後ろ向きにコインを投げ入れ,サンタンジェロ城を見ながら,バチカン市国に入る。世界最小の国(約800人),ローマカトリックの総本山。かつての広大なローマ教会領がバチカンだけになる。
     バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂(ローマ法王の選挙コンクラーベが行われる)に入る。
     ミケランジェロの天井画の天地創造を見上げた。旧約聖書を絵画で表現しており,4年間,上を向いて描いたとか。
     さらに,その後に最後の審判を描いた。その巨大さに圧倒される。
     次はサン・ピエトロ大聖堂だ。聖ピエトロの墓の上にコンスタンティヌス帝が建てた教会が前身で,ミケランジェロ,ラファエロ,ベルニーニらが120年かけて建築。ミケランジェロ24歳時のピエタ像に見とれる。
     最後に,スペイン広場に行く。スペイン大使館があったため,この名前がついた。
     オードリー・ヘブパーンが腰掛けてジェラートを食べた階段付近に私も座ってみた,アン王女とローマにいると夢見ながら。
                                         以上




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